FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PASTA - お昼ごはんにちょうどいい 超手抜きツナのマヨ和えパスタ

(⇒ English Recipe) (⇒ レシピ一覧へ)
主婦の方、フリーランスや自営業の方など、お家で平日のお昼ごはんを食べるのって結構毎日悩みますよね。うちはたいてい麺類です。パスタとうどんと蕎麦とラーメンが交互に...(そういう人って多いんじゃないかしら...というのは決め付けすぎかな...)pasta1CUT_b_290-218_ato.jpg 今日のレシピは、そんな困ってしまうお昼ごはんのレパートリーの一つです。まあ、"レパートリー"とか"レシピ"とかと呼ぶにはおこがましいほど、本当に超手抜きなんですが... ツナとマヨネーズと野菜を和えるだけです。少しお昼には贅沢?手抜きバージョン(一応軽く火を使う)と、超手抜きバージョン(刻んで和えるだけ)の二つ、用意しました。ちなみに写真は"超"手抜き版です...


材 料
(できあがり:多目の一人前)
・ツナ缶小・・・・・・・1缶
・玉ねぎみじん切り・・・中1/4個
・舞茸・・・・・・・・・1/4パック
・オリーブオイル・・・・小さじ1
・醤油・・・・・・・・・小さじ1
・酒・・・・・・・・・・小さじ1
・マヨネーズ・・・・・・大さじ2~3(お好みで)
・ブラックペッパー・・・適量(結構たっぷり)

・刻み海苔・・・・・・・適量(結構たっぷり)
・パスタ・・・・・・・・一人前、お好みの量

*超手抜きバージョンは上記材料から舞茸を除いたものです。
*やや少なめパスタなら上記の量で二人前作れます。
*財布に余裕があるときは舞茸を1/2パック使ってしまいましょう!


作り方
手抜きバージョン:舞茸をほぐしてオリーブオイルで炒め、粗熱がとれたらパスタ・海苔以外の全ての材料と混ぜ合わせ、ゆでたパスタと和え、刻み海苔をたっぷりかける。

超手抜きバージョン:舞茸を除いたパスタ・海苔以外の材料(オリーブオイルも入れます)をすべて混ぜ合わせ、ゆでたパスタと和え、刻み海苔をたっぷりかける。



関連記事
スポンサーサイト

CONFITURE - VERY FRUITY FIG SPREAD au GRAND MARNIER

(⇒ Japanese Recipe / 日本語のレシピ) (⇒ List of Recipes)
ichi6G277-204.jpgOutside Japan, common figs are mostly sold in dried or otherwise processed forms like jam because they do not keep well once picked. Here in Japan, people eat figs fresh more frequently (you must have seen fresh figs sold in stores a lot around this time of the year). Still, they are very delicate, so please buy
them one day before your planned jam making day (two days at longest). Wait to buy figs until the end of August. Otherwise, they are too expensive to make jams...


Ingredients
(Makes about 450 grams (16 oz), 50 to 55 % sugar)
・1 pack of medium figs (about 450 grams excluding the stem ends)
・3 Tbsps (45 cc) of lemon juice
・160g (about 5.6 oz) of granulated beet sugar
・1 Tbsp (15 cc) of Grand Marnier


Directions
First Stage
[1] Remove stem ends of figs (no need to peel). Chop into small pieces. Combine with a half amount of lemon juice and beet sugar in a small to medium stainless-steel or enamel saucepan and let rest for at least two hours, covered. [PHOTO: before soaking (left) and 2 hours later (right)]
saishonabeCUT234-178.jpgatonabebig234-178.jpg


Second Stage
[1] Preparation of canning jars: Heat jars and lids in simmering water (for later use).

[2] Set [1] in the 1st stage over high heat. Bring to a boil, reduce heat to medium-to-high and simmer for about 6 minutes. Stir occasionally and skim off as much white foam as possible.

[3] Add the rest of sugar and lemon juice and continue to simmer for another 7 minutes. Stir occasionally and skim off as much foam as possible.

[4] Add grand marnier, remove from heat, skim off foam and ladle into clean canning jars sterilized in [1]. Leave 7-mm (1/3 to 1/4") head space. If you are not going to sterilize your fruit spread, you can skip the step 5. Instead, just twist on lids tightly and place them upside down. Note that if you skip the following step, you have to refrigerate them and eat them up within one to two weeks.

sakasa2_251-2.jpg[5] (For a longer period of storing) Wipe rims and twist on lids lightly. Place in a boiling water canner, a steamer or a pot of a boiling water and process (steam) for 15 minutes. Remove jars, twist on lids very tightly, return jars to the pot, and simmer for another five minutes. Remove jars from the pot, place them upside down, let cool for 30 minutes and wash them with running water. Properly canned fruit spread can be stored for more than 2 months at room temperature. Refrigerate after opening and eat within a week.

jamアップ黄よいCUT277-204


関連記事

CONFITURE - イチジクまるごとジャム グランマルニエ風味

(⇒ English Recipe) (⇒ レシピ一覧へ)
ichi6G277-204.jpg
無花果の値段がようやく落ち着いてきました。今月の頭頃は1パック1000円近くもしてましたからねえ。そう言えば、北海道ではあまり無花果は出回らないそうですね。北海道在住のコンフィチュール職人・鈴木方子さんが、ご自身の著書『ラ・ベル・コンフィチュール・マサコの果物を食べるジャムづくり』(マーブルトロン発行)の中で、フランスに渡られるまでほんの数回しか無花果は食べたことがな
かったとおっしゃってられたのでとても驚きました。この鈴木さん、御本を拝見しますと、私よりずっとお若いのになかなかしっかりとしたお考えをもっておられます。この本は、彼女のジャム作りを参考にさせていただくのに使っているのは言うまでもなく、とても綺麗な本なので眺めているだけでもウキウキとしてきます。お勧めの本です。

jamアップ黄よいCUT277-204
無花果は糖度がとても高い果物なので、私は他の果物より少し砂糖を控えます。しかしながら、今回購入した無花果は味見をしてみると、ちょっと物足りない感じでしたので砂糖を増やしました。このように、果物の甘さや酸味は個体差が大きいので、ジャムを作る際は必ず少し味見をして決めたほうがよいと思います。色々な出版物に書かれている砂糖の分量は多分その果物の平均的な甘さを想
定していると思いますので、普段からそれぞれの果物をたくさん食べて「これくらいが普通か」というのを知っておくのも大切かなと思います。(幸いなことに、私は生まれ育った環境が野菜果物づくしでした)


道 具
(もしかしたらお家にないかもしれないものだけ記します)
・ステンレスかホーローの鍋
・トング又は厚手のゴム手袋 できれば両方
・密封できるジャム瓶、Weck瓶など
・木べら


材 料
(できあがり:450gくらい。糖度:50~55度)
・イチジク・・・・・・1パック(へたを除いて450g前後、中5個または大4個くらい)
・レモン汁・・・・・・大さじ3 (45cc)
・甜菜グラニュー糖・・160g  *普通のグラニュー糖も可。
・グランマルニエ・・・大さじ1 (15cc)
*糖度は煮詰め具合によってこれより低くなったり高くなったりします。


作り方
下準備
[1] 無花果はよく洗い、へたを除いて皮ごと縦に六等分し、横に5mm厚くらいに切ります。半量の甜菜糖・レモン汁とざっくり混ぜあわせ2時間以上おいておきます。
saishonabeCUT234-178.jpgatonabebig234-178.jpg
PHOTO: 漬け込み開始時(左)と二時間後(右)


煮込み開始
[1] 煮沸消毒用の鍋にジャム瓶と水(熱湯は瓶が割れるのでダメですよ)を入れ、沸騰させてから5分ほど煮ます。煮沸消毒の終わった瓶は清潔な布巾の上に逆さまにしておいておいてください。鍋から取り出すときにはトングを使うか、或いは厚手のゴム手袋をしてやけどに気をつけてください。煮沸消毒している間に残りの甜菜糖、レモン汁、グランマルニエを計量し、準備しておきます。

[2] レモン汁と甜菜糖に漬け込んでおいた無花果を強火にかけます。強火のまま、時々やさしく木べらで底から混ぜてください。アクがかなり出てきますので丁寧にとります。6分ぐらいで残りの甜菜糖とレモンを加えます。

[3] さらに7分ほど煮た後、やや火を弱めて煮続け、好みの粘度になったら火を止めます(最初から計算して大体15分くらいです)。火を止める直前にグランマルニエを加え、一瞬火を強めてアルコール分を飛ばします。火を止めて完成。

[4] 用意しておいたジャム瓶にスプーンや横口レードルなどを使って出来上がったジャムを丁寧に素早く詰めます。瓶の口にジャムがついたら、熱湯でしぼったふきんで丁寧にふきとってください。瓶の上から7mmくらいのところまで詰めます。すぐに食べる場合は蓋をしっかりと閉め、ふきんの上に逆さまにして置いておきます。2週間以上は保存したい、或いは安全性・保存性を高めたいという場合は次の方法で脱気・殺菌をします。

[5] ジャムを瓶につめたら蓋をのせ、ごく軽く閉めてsakasa2_251-2.jpg蒸し器又はふきんを敷いてお湯をはった鍋に入れます。鍋を使用する場合のお湯の量は瓶の肩くらいまで。少し隙間をあけて鍋の蓋をし、15分蒸します。15分たったら厚手のゴム手袋をして取り出し、蓋をぎゅっと完全にしめ、また鍋に戻し、さらに10分ほど加熱し、厚手のゴム手袋をして取り出しふきんの上に逆さまにして置いておきます。トングでも取り出せますが、熱湯を手にかけてしまう可能性が高まるのでゴム手袋のほうが安全です。

[6] 4又は5のいずれのやり方の場合も共通です。逆さまにしたらそのまま30分間、静かに放置しておきます。30分後、水道水でよく洗い、そのまま10分ほど水で冷やせば完成です!脱気・殺菌に自信がない場合や初めての場合は念のため、特に夏場は冷蔵庫で保存したほうが無難かもしれません。きちんと脱気・殺菌ができている場合は常温で2ヶ月は大丈夫です。開封後は必ず冷蔵庫に入れて1~2週間で食べきってください。



関連記事

SALAD - 野菜たっぷり肉なし、でも実に美味しいポトテサラダ

(⇒ English Recipe) (⇒ レシピ一覧へ)
potatoFukanBIG-2-277-188.jpg
家で作るポテトサラダって大好きです。外で買ってきたものって(あくまで超個人的主観かもしれませんが)どうも美味しくないんですよね。何かが違うんです。多分、具(おいもさん以外の野菜)の比率でしょうか。うちのは野菜類をどっさりと入れます。たまねぎのシャリシャリ感が好きなんです。また、今回のレシピでは肉(ハムやベーコン)を使わずにフィッシュソーセ
ージを使っています。ハム類が入らない分は、おいもさんをコンソメで煮てコクを補います。これで普通のポテトサラダと遜色ない(というか、より美味しいかも)美味しさになります!実のところ、うちでは毎回フィッシュソーセージを使うわけではありません。今の季節など少々バテ気味のときには、やはり豚のビタミンBが欲しいので、ベーコンを使用します(写真のサラダはベーコン使用バージョンです)。今回のレシピではおいもさんはメークインを使っていますが、男爵でも構わないと思います。potato6_277-208.jpg私がメークインを使うのは、単純に母がいつもメークインを使っていたからというだけのことです。既存のレシピを拝見しますと、メークインではべちゃっとなるので男爵を使いましょうと言っているものが多いようですが、今回の作り方だと特に「べちゃっ」となることもありません。むしろ私としては「しっとり」としてこのほうが好きなんですが... (このあたりも好みでしょうね) また、スーパーなどでも男爵よりもメークインのほうがより頻繁に見る(つまり、
安売りの対象ともなりやすい)ように思います(これは関西に住んでいる場合の話で他の地域ではどちらが主流なのか、わからないのですが)。


材 料
(できあがり:四人前)
・メークイン・・・・・・中3~4個
・コンソメスープの素・・1個
・ゆで卵・・・・・・・・1個
・魚肉ソーセージ・・・・太めなら1本 細めなら2本
・きゅうり・・・・・・・1本
・塩・・・・・・・・・・適量
・たまねぎ・・・・・・・中1個
・にんじん・・・・・・・中1/2本
・マヨネーズ*・・・・・大さじ5
・ブラックペッパー・・・適量

*マヨネーズは普通よりちょい多目ですので、あっさり好みの方やダイエット中の方は大さじ3~4で試してみて、味見をしてから足すかどうか決めてくだい。
*上記以外にりんご1/2個またはバナナ1本を足しても美味しいです。難点はご飯にやや合いにくくなることですが、小さいお子さんには喜ばれます。
*ベーコンを使われる場合はもちろん、あらかじめ火を通してください。


作り方
[1] メークインは皮をむいて一口大に切り、お湯700ccほどにコンソメを溶かしたスープで15分間やわらかくなるまで煮る。この間にかたゆで卵を作っておく。

[2] おいもがやわらくなったらスープを捨て、乾煎りにして余分な水分を飛ばす。ボウルに入れてすりこぎなどでつぶし粗熱をとっておく。

[3] きゅうりは薄くスライスして塩をふりかけて15分ほど置いて水を出す。玉ねぎは出来るだけ薄くスライスし15分ほど水にさらす。

[4] にんじんとフィッシュソーセージは細切りにする。ゆで卵の白身は適当な大きさに切る(1辺1センチくらい)。黄身は混ぜるときにつぶれるのでそのままでよい。

[5] 塩をふっておいたきゅうりをよく絞り、塩辛くなくなるまで水洗いし、最後にまたよく絞る。たまねぎもよく絞っておく

[6] 粗熱のとれたおいもにここまでに準備したすべての材料とブラックペッパー、マヨネーズを加えよく混ぜあわせる。味見をしてみて物足りようなら適当にマヨネーズを足す。これで完成です。

多目に作っておけば翌日の一品にもなりますが、ポテトサラダは意外に足が早いんです。翌々日は避けたほうが懸命かも。でも実はニューヨークで暮らしていたころ、毎週大量にポテトサラダを作って少しずつ1週間食べ続けていましたが、なんともなかったんです!いまだに不思議でなりません。ご存知のようにニューヨークは西海岸と違い、日本と同じくらい湿度の高い地域なのでものが傷みやすいはずなんですが...今は怖くてもうしませんが...



関連記事

PRAISE - CINEMA - 泣ける映画 或いは シーン - 「ひまわり」他

ひまわり1_300H184b
大好きな映画、心が震えるような映画と、そこまで好きなわけではないけれど何故かあるシーンにくると単純に涙腺がゆるんでオロオロ泣いてしまう映画って違いますよね。若いころはあまり泣かなかったのですが、年齢を重ねてくるとどうもダメです。そこで今日は「私を泣かせる映画(或いは『シーン』 と言ったほうがよいで
しょうか)」を列挙してみましたので、「映画で泣きたいなあ」(最近ストレス緩和になんだか流行っているようですねえ...)と思っている人はぜひどうぞ。(注:いわゆる"ネタバレ"的な記述もありますが、恐らく見る上で差し支えのない作品だと思います)

Grave of the Fireflies - 火垂るの墓
まずは神戸出身の作家・野坂昭如氏の小説に基づき高畑勲氏が監督したアニメーション作品「火垂るの墓」。風景の描写がかなり本物に忠実で、摩耶・六甲山系の山並みなどは大阪へ行くときにいつも見ている山とまったく同じです。これに関しては一度見ると、どのシーンで泣かされるかというよりも、冒頭のタイトルが出た段階で既に「おおお」と泣きそうになります。だからつらいからもう見ません... たいてい毎年終戦記念日前後にテレビで放送されますが、イケズなうちの姉はすぐに「火垂るの墓、やっとうで」と、電話かメールでわざわざ知らせてくれます...

ところで、冒頭シーンで清太が三宮駅構内で行き倒れになりますが、節子が亡くなった後、西宮から三宮まで一体どうやって行ったのかな...(原作を読めばわかるのでしょうか)

I Girasoli - ひまわり
つぎは「自転車泥棒」をてがけたイタリア・ネオリアリズムの巨匠ビットリア・デ・シーカ監督の「ひまわり」。筋書きはもう説明しません。号泣シーンはソフィア・ローレン扮するジョバンナが戦争で亡くなったと知らされた夫アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)をソ連に捜しに行き、旅の果てにある村で若くてとても可愛らしいロシア人女性にアントニオの写真を見せるところから始まります。二人の女はお互い言葉はわからないけれど、その写真を見た瞬間に走る緊張感からともに状況を理解します(冷たい火花が...)。この後がつらいんです。部屋に案内されるジョバンナ。そこには明らかに幸せな夫婦の生活があふれるモノが... そこにいた小さな女の子はアントニオと同じ黒髪です。その女性は金髪。すべてを理解し泣き崩れるジョバンナ...あああ、こちらも号泣。一度これで条件付けされると、ヘンリー・マンシーニのあの音楽を聴いただけで泣きそうになります。

ちなみに「自転車泥棒」では私は泣きません... とても好きな映画ですが、そのあまりの「リアリズム」にラストは痛々しすぎて呆然としてしまいます...(宮本輝氏の小説「泥の河」を読んだときにも同じような感覚に襲われました...)

Les Uns et Les Autres - 愛と哀しみのボレロ
最後は「男と女」で有名なクロード・ルルーシュ監督作品「愛と哀しみのボレロ」。これは、もちろん、全体としても大好きな映画です。私が号泣してしまうシーンは2箇所あります。

まずは強制収容所でのユダヤ人のピアニストとバイオリニスト夫婦の運命。台詞は一切あボレロ収容所304-204りません。(明らかに)ガス室へ連れていかれる男たち、その中には夫の姿が。音楽家ということで、ガス室送りにされる人々に聞かせるためにバイオリンを演奏させられる妻。これらのカットが悲しいバイオリンの音を背景に交互に巧みに映し出されます... ああ、もうこれは反則です!これが泣かずにおれましょうか!?

次はそれから40年ほどのち。ユダヤ人夫婦には実は強制連行当事、男の子の赤ちゃんがいました。妻はこの子だけは救おうと、列車で連行される途中、手紙を添えてこの赤ちゃんをある駅に置き去りにします。戦争終了後、生き残った妻はこの駅に子供を捜しに行きますが、まったくてがかりはつかめません。毎年、毎年捜しに行きますが、いつしか年老いて、精神を病み、捜すこともできなくなります。

偶然か必然か、成長した息子は、自身が出版した本がきっかけとなって母が自分を捜していたことを知るに至ります。そして、今度は息子が母を捜し始めます。思いつく限りの場所を捜し、最後に行き着いたのが精神病院。で、号泣シーンはここです。これもまた二人の会話や熱い抱擁シーンや大仰な音楽もありません(ボレロの前奏がただ静かにリズムを刻みます)。病院の中庭のベンチに一人座る老女の後ろ姿。そこに近づく息子。最初は手持ち無沙汰に老女の周りをうろついていますが、そのうち遠慮気味に隣に座ります。そして、ただ隣に座り続けます。抱きしめることもありません。(ああ、これを書いているだけで胸がいっぱいになってきました!)そしてここから一気にラスト17分のジョルジュ・ドンを一躍日本でメジャーにした有名な「ボレロ」のシーンへとつながります。ここで素晴らしいのが、この一連の再会シーンは長回し・ひきのワンカット(だったと記憶しています...)で描かれ、終始二人の後ろ姿のみというところです。涙あふれるアップのカットなど一切ありません!

ちなみにこの映画で私の一番"好きな"シーンというのは、上記再会シーン、ラストの圧巻ボレロは言うまでもないのですが、それ以外ではジョルジュ・ドン扮するソ連人ダンサー、セルゲイがパリの空港で亡命するシーンです... 余談ですが、ジョルジュ・ドンが演じたセルゲイは実在のバレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフのことだと言われていますが、奇しくもドン氏が1992年11月にエイズで死去したわずか2ヶ月後にヌレエフ氏も同じくエイズで亡くなられています... (ジョルジュ・ドンについてはまたいつか別の機会に書きます)



「火垂るの墓」
製作:1988年 日本
監督:高畑勲
声の出演:白石綾乃 辰巳努
私的評価:★★★★☆ 80点


「ひまわり」(原題 "I Girasoli")
製作:1970年 イタリア
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演:ソフィア・ローレン マルチェロ・マストロヤンニ
私的評価:★★★★☆ 87点


「愛と哀しみのボレロ」(原題 "Les Uns et Les Autres")
製作:1981年 フランス
監督:クロード・ルルーシュ
音楽:フランシス・レイ ミシェル・ルグラン
振付:モーリス・ベジャール
出演:ロベール・オッセン ニコール・ガルシア ジョルジュ・ドン 
ジェラルディン・チャップリン 他
私的評価:★★★★★ 90点

映画関連記事掲載作品の一覧 / List of Other Praised Works


関連記事

 | HOME |  Older Posts »

Categories

Recent Entries

Appendix

CapeDaisee

AUTHOR : CapeDaisee

Born and live in KOBE, JAPAN.
Love Hanshin Tigers, beer and cute tiny things.

神戸市出身・在住 女性
御多分にもれずタイガースファン。
何かを作るのが好きなので そして仕事と家事に忙殺されぬよう ジャムを煮たり写真をとったりしています。おうちで作るジャムのおいしさと神戸のいいところを伝えられれば幸いです。
好きな映画や本や音楽やモノやコトについても時々書いています。
でも最近は写真ばっかりだな...

   LINK :  SmallPhotoFactory

Recent Comments


   THANK YOU For Stopping By!
   Has Been Visited By :     
   Now Being Viewed By : 

Archives


Calendar

07 « 2010/08 » 09
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Recent Trackbacks

Other Links

このブログをリンクに追加する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。